日本福祉施設士会

2024/03/04

現状把握でいろいろなデータを採集していますが、うまく数値化できるデータがなくて行き詰っています。

企業QCの場合、コストや生産量等、比較的数値化しやすい要素が多くありますが、福祉の仕事は生産業ではなく、対人援助サービスということもあって、数値化が難しいところがあります。
しかし、現状把握のデータはできるだけ数値化することが必要です。なぜなら、この数値化したデータが「目標設定」や「効果の確認」等、QC活動の成果を表す指標になるからです。現状把握のデータの採り方がQCストーリー全体の流れを左右するといっても過言ではありません。数値化できるデータを見つけるだけでなく、数値化する工夫も必要です。