日本福祉施設士会

2024/03/14

目標設定について注意すべきことはありますか?

目標設定において大切なことは、できるだけ達成可能な数値を目標とすることです。具体的に目標値を設定することにより、その目標に向かって施設職員が一丸となって取り組み、目標を達成することにより、達成感が生じ、職員間での会合から新しい人間関係が構築され、楽しく働ける雰囲気になり、生き生きとした職場が生まれることになります。苦労すればするほど達成したときの充実感は大きいと思われます。
具体例として、

『○○の時間を20%減にする。』
『○○の発生率を10%減にする。』
『○○総合計点を20%増にする。』
『○○の平均値を30%増にする。』
『○○の楽しさ度を20%増にする。』
『○○の使用コストを20%減にする。』
『○○の評価点数の総数を現状の○○点から○○点にする。』
『○○の参加率を20%アップする。』
『○○の不良数を20%減の○○件以下にする。』

などが考えられます。
目標管理の重要性は、「福祉サービス第三者評価」の中の「リーダーシップと意思決定」や「向上課題の設定と取り組み」の内容を見てもわかるとおりです。