Towards the Future ~ 法人の未来を切り開くために ~ 開催要綱
趣旨・内容(セミナーへの思い)
今日、少子高齢化による人口減少社会の到来や独居高齢者の増加、子どもに対する貧困や子育て家庭を取り巻く環境の変化などを背景に、それぞれの地域において福祉ニーズが多様化・複雑化しており、高い公益性と非営利性を備えた社会福祉法人の役割が、ますます重要になっています。社会福祉法人の今日的な意義は、社会福祉事業に係る福祉サービスの供給確保の中心的役割を果たすとともに、他の事業主体では対応できない様々な福祉ニーズを充足することにより、地域社会に貢献していくことにあります。そのような状況を踏まえ、社会福祉施設に従事する福祉施設士は、地域福祉の向上や社会福祉における専門家としての自覚をもち、創造性と開拓性を発揮すべく自己の研鑽に励まなければなりません。
さて、令和5年5月8日以降、新型コロナウイルスが5類へ移行したことに伴い、社会生活や人の動き・流れが活発になりました。各種研修の開催方法もオンライン形式を維持しつつ、集合形式やハイブリッド形式が主流になり、集合や対面によって「人と人が出会う」意義や大切さを改めて実感していることと推察致します。
本セミナーは、大山隠岐国立公園内にある三瓶山(さんべさん)北の原キャンプ場を会場とします。生活の一つ一つに対して「便利さ・早さ・手軽さ」等を求めたり、また求められたりする時代において、敢えて「不便・ゆっくり・面倒」等の環境に身を投じることで、そこからうまれる「気づき・発見・学び」を感じていただきたいと思います。セミナープログラムは、地元講師による講演・BBQ交流会(キャンプファイヤー・星空観察)・チョイス式ブレックファースト・法人の未来を切り開くための実践発表会並びにグループワーク等を設定させていただきます。チョイス式ブレックファーストでは、①天空の朝ごはんとして、大平山山頂(854m・頂上までリフト利用)にて、朝日を見ながら朝食を食べるプラン(先着定員制)と、②近年多発している自然災害時における対応及び経験として、美味しくいただける非常食朝食会を企画致します。
大自然の清々しい環境の中、会員等が共に活動に参加し学び合うことで「学びを深める」、寝食を共にすることでかけがいのない「仲間をつくる」、そして、日々の「忙しい毎日」から一旦、大自然に身を預けて、心も頭も身体もリフレッシュして、福祉人としての創造性と開拓性を育むとともに、福祉施設士として「深みのある人間づくり」に寄与できれば幸いです。
主催・主管
中国・四国ブロック福祉施設士会 島根県福祉施設士会
後援
日本福祉施設士会、社会福祉法人全国社会福祉協議会
日程
令和6年10月9日(水)~ 10日(木)
会場
福大山隠岐国立公園内・三瓶山北の原キャンプ場
〒694-0003 島根県大田市三瓶町多根1121-1 TEL: 0854-86-0152
【セミナーメイン会場】多目的ホール(管理棟内)
【BBQ交流会(キャンプファイヤー・星空観察)】キャンプ場敷地内
【宿 泊】ケビン
定員
先着申込制による上限50名
※キャンプ場内のケビン数が限られているため、50名に達した時点で申込みを締め切らせていただきます。
参加対象
(1)中国・四国ブロック福祉施設士会員
(2)日本福祉施設士会会員
(3)福祉施設士セミナーに関心のある者
プログラム、料金等詳細は以下よりPDFにてご確認ください。